beef up, gadgetの意味 「NHK World Japan News」より

NHK WORLD-JAPAN Newsは、NHKが運営しているニュースサイトで、TOEICテストのリーディング力を養う上で、かなり有益なコンテンツだと思います。

11月1日(木)の、日本版GPS(衛星利用測位システム)を担う人工衛星「みちびき」の本格運用を取り上げた記事に、以下の文章がありました。

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The government plans to launch 3 more satellites by fiscal 2023 to beef up the system.

Abe said GPS is now indispensable, as more and more gadgets like car
navigation systems and smartphone map apps come to rely on it.
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〔引用元〕
NHK World Japan News
"New GPS service begins using Michibiki satellites'"
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/news/20181101_42/


(引用文の意味)
政府は、(衛生利用測位)システムを強化するために、2023年度までに更に3つの衛星を打ち上げる計画です。

安倍総理は、GPSはカーナビゲーションやスマートフォン用アプリといったガジェット類での利用機会が増えており、必要不可欠なものになっていると述べました


最初の文章は、それほど難しい文章ではありませんが、beefに少し戸惑ってしまいました。

beefと言えば「牛肉」、何故、この新しい人工衛星を取り上げた文章に突然出て来たのか・・・

調べてみると、beefは「牛肉」以外に、人間の「筋肉」や「筋力」、「体重」を表す時にも使われるそうです。
また、「不平」といった意味もあり、動詞では「不平を言う」という意味になります。
更に、beef upというイディオムだと「(~を)増強する」「(~を)大きくする」となり、ここでは「(システムを)強化する」と訳しています。


2つの目の文章は、日本語に訳すのに少し苦戦しました。

コンマ以降の文章をそのまま訳せば、
「カーナビやスマートフォン用アプリといったガジェット類は、より一層GPSに依存するようになっているので」となったので、
これが、indispensableにつながる様に意訳しています。

ここで気になったのがgadget、日本語でもそのまま使われることが多いですね。
私の中では、ウィンドウズのデスクトップに張り付いている天気予報や時計といったアクセサリーソフトのイメージがありましたが、他のモノでも使われていることがありました。

調べてみると、やはり広い用途で使われる便利な英単語のようで、目新しかったり、便利な道具、小物、電子機器類全般に使われるそうです。
それ故、パソコンやタブレット、スマホといった外部機器だけでなく、中で使われているアプリやソフト関係もOK。
パソコン以外の家電も含まれており、今回のカーナビの他、デジカメや電子辞書、最近流行のAIスピーカー等を紹介する時にも使われています。



国産初のGPSである「みちびき」の本格運用により、これからの暮らしがどのように変わるか楽しみです。

「みちびき」は、米国のGPSと共用する形で運用され、3つの準天頂衛星と1つの静止衛星で構成されています。
4基のうちいずれかの衛星が、必ず日本上空付近にとどまるよう運用されるので、受信が妨げられやすいビル街や山間部でも、高精度の位置情報を安定して得られるようになります。
これまでのカーナビでは、最大10mの誤差がありましたが、試験運用中の「みちびき」に対応したスマートフォンやカーナビでは、誤差が数メートル以内に抑えられているそうです。
更に、専用の受信機を使えば、誤差を数センチ程度にまで縮めることもできるようになります。
数センチの誤差なんて、実質的に誤差無しの運用と言っても差し支えないですね。
ただ、専用の受信機器は100万円以上するそうで、今後の普及に期待です。


私が1993年に初めて購入したソニー製のカーナビは、パイオニア製高級品のカロッツェリアに比べて安くなったとは言え、25万円もしました。
当時はGPS衛星の数が少なかったため測位誤差が非常に大きく、道路を走っていても、地図上はその横のビル群や川の中を突っ走っていることも珍しくありませんでした。
また、加速度センサー等を使用した自律航法システムを搭載していなかったので、長いトンネルに入ってGPSを見失うとナビゲーションは必ず停止。
トンネルを出ても、山間部だと再びGPSの信号を受け取るまで数分かかる事もありました。
目的地を入力すれば、ナビゲーションがルート検索して、走りながら道案内してくれるなんて、考えられない時代でした。


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