クリント・イーストウッド主演「スペース カウボーイ」のレビュー

Amazonプライムビデオで、クリント・イーストウッド主演の「スペース カウボーイ」を視聴しました。


【監督】クリント・イーストウッド
【脚本】ケン・カウフマン、ハワード・クラウスナー
【製作】クリント・イーストウッド、アンドリュー・ラザー
【製作総指揮】トム・ルーカー
【音楽】レニー・ニーハウス
【主題歌】フランク・シナトラ 「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」

「スペース カウボーイ」は、宇宙へ行く夢を追いかける退役軍人チーム・ダイダロスの活躍を描いたアメリカ映画で、2000年に公開されました。
クリント・イーストウッド主演、トミー・リー・ジョーンズ準主演と、豪華な顔ぶれが揃ったヒューマンドラマで、イーストウッドは監督と製作も務めています。

【キャスト】
フランク・コーヴィン:クリント・イーストウッド
ホーク・ホーキンズ:トミー・リー・ジョーンズ
ジェリー・オニール:ドナルド・サザーランド
タンク・サリバン:ジェームズ・ガーナー
ボブ・ガーソン:ジェームズ・クロムウェル
サラ・ホランド:マーシャ・ゲイ・ハーデン
ジーン・デイヴィス:ウィリアム・ディヴェイン
イーサン・グランス:ローレン・ディーン
ロジャー・ハインズ:コートニー・B・ヴァンス
バーバラ・コーヴィン:バーバラ・バブコック
ヴォストフ将軍:ラデ・シェルベッジア
アン・カルザース医師:ブレア・ブラウン


クリント・イーストウッド演じるフランクとトミー・リー・ジョーンズ演じるホークは、元アメリカ空軍のパイロット。
ジェリー・オニール:ドナルド・サザーランド演じるジェリーと、ジェームズ・ガーナー演じるタンクとともに、テストパイロットチームであるダイダロスのメンバーでした。
アメリカ初の宇宙飛行士になるはずでしたが、NASAのマーキュリー計画で選ばれたのは訓練を受けたチンパンジー。
その後、ダイダロスのメンバーは、有人宇宙飛行士に選ばれることなく退役します。

フランクは、優れた知性を有しながら闘志ある一面もあり、イーストウッドにぴったりな役柄でした。
70年代のダーティ・ハリーシリーズ時代とはまた異なる質の渋さ、格好よさがあり、とても撮影時に70歳を迎えたとは思えませんでした。

一方、トミー・リー・ジョーンズにも、イーストウッドとのダブル主役といってよい位の、素晴らしい役柄が与えられていました。
ただ、「本当は良い奴」感を更に出すために、劇中でもっとイーストウッドに悪態をついても良かったのかなと思いました。


ロシアの通信衛星「アイコン」の修理を行うため、再度宇宙を目指すこととなったダイダロスの4人は、NASAで訓練を開始します。
4人が再び集結し、トレーニングを受けるまでの前半は、軽い笑いを誘いながらストーリーが展開していきます。
結構長々と続きますが、コメディのセンスが良いので、中だるみ感はありません。
ヒューマンドラマとしての質の高さも素晴らしく、さすがはクリント・イーストウッド監督といった感じでした。

そして後半、遂に宇宙へ。
フランク達は、夢だった宇宙からの地球の眺めを堪能した後、予想通りトラブルに巻き込まれます。
ヒューマンドラマに定評のあるイーストウッド映画、しかも20年近く前の作品なので、特撮シーンはそれほど期待していませんでした。
しかし、予想に反して迫力、スリルともに十分。
前半とはまた異なる、見応えあるSF映画に仕上がっていました。

ただ、ラストシーンは、事実だとしたら余りにも出来すぎな感じがしました(フランクの希望的夢想を、映像化していたのかもしれません)。



◆個人的評価(10点満点):9

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