リーアム・ニーソン主演「トレイン・ミッション」のレビュー

Amazonプライムビデオで、リーアム・ニーソン主演の「トレイン・ミッション」を視聴しました。


【監督】ジャウム・コレット=セラ
【脚本】バイロン・ウィリンガー、フィリップ・デ・ブラシ、ライアン・イングル
【原案】バイロン・ウィリンガー、フィリップ・デ・ブラシ
【製作】アンドリュー・ローナ、アレックス・ハインマン
【製作総指揮】マイケル・ドライヤー、フアン・ソラ、ジャウマ・コレット=セラ、ロン・ハルパーン、ディディエ・ルプファー
【音楽】ロケ・バニョス

「トレイン・ミッション」は、アメリカ合衆国・イギリス・フランス合作のアクション映画で、2018年に公開されました。
原題は「The Commuter=通勤者」で、ニューヨーク周辺を基盤とするメトロノース鉄道の車両内という密室を舞台に、緊迫したストーリーが展開します。

【キャスト】
マイケル・マコーリー:リーアム・ニーソン
ジョアンナ:ヴェラ・ファーミガ
アレックス・マーフィー:パトリック・ウィルソン
ウォルト:ジョナサン・バンクス
ホーソーン警部:サム・ニール
ディラン:キリアン・スコット
ヴィンス:シャザド・ラティフ
トニー:アンディ・ナイマン
エヴァ:クララ・ラゴ
ジャクソン:ローランド・ムーラー
グウェン:フローレンス・ピュー
ソフィア:エラ=レイ・スミス
シェリー:ニラ・アアリア
オリヴァー:コブナ・ホルドブルック=スミス
車掌サム:コリン・マクファーレン
車掌ジミー:アダム・ナガイティス
カレン・マコーリー:エリザベス・マクガヴァン
ダニー・マコーリー:ディーン=チャールズ・チャップマン
ガルシア捜査官:キングズリー・ベン=アディル
デニス捜査官:ダムソン・イドリス


主役のマイケル・マコーリーを演じたのは、リーアム・ニーソン。
保険会社をクビになり、失意の中乗り込んだ通勤電車の中で、ジョアンナと名乗る女性からある人物を発見出来たら10万ドルを渡すと持ち掛けられます。
半信半疑だったマイケルですが、着手金の2万5千ドルを手にした瞬間、指示に従わざるを得ない状況に追い込まれます。

車両内という密室空間で、幾多の危機を迎えながらターゲットを絞り込んでいく・・・・・
どこかで見たような展開だと思ったら、同じリーアム・ニーソン主演の「フライト・ゲーム」でした。
しかも、監督も同じジャウム・コレット=セラ。
調べてみると、2011年公開の「アンノウン」、2014公開の「フライト・ゲーム」、2015公開の「ラン・オールナイト」に続き、4作目のタッグ作品であることが分かりました。
シリーズ物でないにもかかわらず、この10年の間に4作も一緒に撮るなんて、余程互いに信頼し合っているのでしょう。


主導権は犯人、車両内という密室空間、終着駅までというタイムリミット等、「フライト・ゲーム」との共通点が多い「トレイン・ミッション」ですが、少し異なるのがリーアム・ニーソン演じる主人公の設定。
「フライト・ゲーム」の主人公、ビル・マークスは家族や職を失っていましたが、マイケル・マコーリーには家族があります。
ビル・マークス役も良かったですが、多額の教育費を抱えながら会社をクビになりつつ、家族を守る為に必死に奔走する60歳男性のマイケル・マコーリー役が、リーアム・ニーソンにとてもマッチしていました。
元刑事ということもあり、程々に強いという役柄も、ハラハラ感の向上に一役買っていました。

ストーリー自体はとてもシンプルですが、一癖も二癖もある乗客が揃っており、探すべき人物の特定が難しいので中だるみ感は一切無し。
黒幕の存在が明らかにならないまま、クライマックスに突入する展開も見事で、最後まで飽きることはありませんでした。
アクションのみならず、サスペンスとしても十分に楽しめる作品でした。

また、アクションシーンも、「フライト・ゲーム」と比べてスケールアップしているように感じました。
4年を経て、リーアム・ニーソンもそれなりに年を重ねていましたが、SFXの進化がそれ以上だった様で、撮影時64歳の役者がこなせるとは思えない迫力ある格闘シーンの連続でした。


映画の評価そのものとは関係ありませんが、少し驚いたのが、ニューヨークの通勤電車事情。
座席と液晶パネルのみという、無機質な日本の都市圏の通勤電車に比べると、何とも言えずレトロな感じが漂っていました。
「トレイン・ミッション」は、車掌との距離が近い、顔なじみの乗客がいる等、ある程度人同士の接点があるアメリカの通勤電車だからこそ成立したストーリー。
列車の本数が多いので顔なじみの乗客はほぼ皆無で、混雑している日本の通勤ラッシュでは、あり得ないミッションです。



◆個人的評価(10点満点):10


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